2012年2月14日火曜日

無職少女まどか★ハロワ

第1話 面接会場で会ったような・・・


とある面接会場・・・一人の少女が某優良企業の面接を受けていた・・・

面接官「特技は時間停止とあるが・・・」
ほむら「はい、時間停止です」
面接官「時間停止とは何の事ですか?」
ほむら「魔法です」

面接官「魔法・・・だと・・・」
ほむら「はい、こちらの砂時計の砂が無くなるまでの回数制限はありますが・・・時の流れを・・・停止できます」

面接官「で、その時間停止とやらは弊社で働く上でどのようなメリットがあると?」
ほむら「ライバル企業への諜報活動に役立つと自負しております」

面接官「むぅ・・・そんな犯罪じみた事をしてまで本当に会社のためになると?」
ほむら「お望みとあらば、爆破して差し上げますよ同業他社」
面接官「帰れやっ!!」
ほむら「ほむぅ・・・」

まどか「ひっ、ひどい!!」
キュウベエ「仕方ないよ……彼女一人では荷が重すぎた……それは彼女も覚悟の上だよ……」

まどか「どうにかできないの?」
キュウベエ「君が僕と契約してくれれば、彼女の内定なんて分けないよ」
まどか「分かった・・・私・・・」

――PPPPPPP――
電子音に夢から解放され……目をさます少女……

まどか「ふぁ~変な夢……」
詢子「おーい、まどか~、さやかが待ってるぞ~」

まどか「いっけない!今日はさやかちゃんとハロワデビューする約束してたんだっ!!」

――そそくさと支度をし、家を後にするまどか

さやか「全くまどかは、お寝坊さんなんだからw」
まどか「ごめんね、変な夢見ちゃって・・・」
さやか「そんな事もあるさ、それよりも急ごう、こうしてる間にも神求人が無くなっちゃうかも」


まどか「ここがハローワーク・・・」
さやか「なんか緊張してきた~」
まどか「頑張って、早く就職先見つけようね♪」
さやか「おっ、まどかはやる気満々だな~」
まどか「ウェヒヒwwwまずは受付に行って見ようよ!」

二人「すみませ~ん」
きゅうべえ「やぁ、君たちは初めてだね、就職先を探しているなら僕が特別にいい仕事を紹介してあげるよ」
まどか「え~、ほんとうに!?」
さやか(なんだこのうさんくさい生物は・・・)
まどか「どんなお仕事なの?」
さやか「ちょっと、まどか!辞めとこうよ!」

きゅうべえ「未経験可、高収入の有力企業さ、さぁ僕と契約してソープ嬢になっーーゲフッ!!」
その時、無数の銃弾がきゅうべえを貫いたーー
もはや蜂の巣と化したそれは数秒の痙攣の後、動く事を止めた……

マミ「危ない所だったわね、あなた達」
まどか「あなたは一体・・・?」
マミ「私は巴マミ、無職よ、あなたたちの先輩って事になるわね」
二人「マミ先輩かっこいい!!」

マミ「まず、初心者は【早期就職者支援制度】を受ける事ね♪」
まどか「どんな制度なんですか?」

マミ「まずハローワークの職員さんが、面談形式で今後どんなお仕事に就きたいか相談にのってくれるわ♪」
さやか「それだけですか?」
マミ「いいえ、目標が決まったらそこに向けて履歴書の添削や面接指導など、いろんな特典があるのよ♪」
二人「申し込み行ってきま~す☆」
マミ「うふふ、頑張るのよ♪」


希望に向かって駆け出す二人

マミ「行ってしまったわ・・・円環の理に導かれて・・・」
杏子「マミはホントお人好しだな、もう無職歴長いんだしお前が頑張れよ!!」
マミ「それはお互い様でしょ♪」
杏子「あ~あ、どっかに神求人でも落ちて無いもんかねぇ~!」


まどか「ここが早期就職支援施設……」
さやか「うひゃ~、老若男女問わずみんな凄い真剣だねぇ」


まどか「さやかちゃん、まずは担当になってくれる相談員と面談するんだって」
さやか「え~、いきなりっ!!」
まどか「ウェヒヒwww 無職脱出の第一歩だよ☆」

二人はそれぞれ別のブースに入り、相談員との面談が始まった……
ほむら「鹿目まどかさんね、【まどか】って呼ばせてもらうわ。私は暁美ほむら」
まどか「暁美さんですね、ご指導よろしくお願いします(ドキドキ」
ほむら「【ほむら】でいいわ・・・」

まどか「あれ?ほむらちゃん・・・どこかの面接会場で会ったような・・・」
ほむら「もう面接を受けた事があるの?」
まどか「あっ、いやっ夢の話><」

ほむら「そう……、まずはどんな仕事に就きたいかからお話しましょうか」
まどか「うん、よろしくね♪ほむらちゃん☆」


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小説なんて書いたことも無いにわかが、自己満で書いてみたwww

誰も見て無いだろうけど、もし需要があったら続き書きます。

第2話 就活はとっても楽しいなって
第3話 もうお祈りも恐くない
第4話 奇跡も神求人もあるんだよ
第5話 職歴なんてあるわけない
第6話 ハロワは絶対おかしいよ
第7話 本当の自分と向き合えますか?
第8話 あたしって、ほんと無職
第9話 そんなの面接官が許さない
第10話 もう相談員には頼らない
第11話 最後に残った求人票
最終話 あたしの、最高の就職先
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